デジモノステーションに
EVOPOWER SYSTEMが
掲載されました!

シャークニンジャが、日本専用に開発したコードレススティック掃除機。日本の家庭で製品テストをし、改良を重ねていったモデル。豊富なアタッチメントを使えば、家中の掃除に活躍する。機能はもちろん、カラーリングにもこだわり、日本の家庭にマッチさせやすい色を採用した。美しさと機能のバランスが良い、注目の一台だ。EVOPOWER SYSTEMはマルチフロア対応の「EVOPOWER SYSTEM CS401J」シリーズと、フローリング床専用の「EVOPOWER SYSTEM CS200J」シリーズ(税込み実勢価格33,000 円)を用意。今回は、CS401Jを試した。
- サイズ:
- 高さ1005×幅267×奥行124mm(使用時)
- 本体質量:
- 約1.9kg
- 最長運転時間:
- 24分(ヘッド装着、バッテリー2本使用時)
- 充電時間:
- 約3.5時間
- 付属品:
- リチウムイオンバッテリー×2/充電ドック兼アクセサリースタンド/ミニモーターヘッド/布団ノズル/マルチノズル/ブラシ付き隙間用ノズル
- カラー:
- ロイヤルブルー、メタリックグレイ

ハンドルを持ってそのまま持ち上げればスティック掃除機、持ち手の両脇に配置されているつまみを押し上げながら充電ドックから持ち上げると、ハンディ掃除機に早変わり。さらにハンディ掃除機にアタットメントを付ければ布団掃除機としても活躍する。

アタッチメントに触れずに
セット可能
アタッチメントは充電ドックにセット可能で、使う時はハンディ掃除機をカチッと差し込めばOK。アタッチメントに触らずに着脱できて便利。プレート部分は2つに分割できるため、掃除機を置くスペースにあわせて調整できる。

ハンドル周辺に操作ボタンを集約
前面に電源ボタンとダストカップを開けるボタンを配置。その下には充電の残量を表示。両脇の黒いつまみは、アクセサリーの着脱やハンディ掃除機への切り替え時に使用。ハンドルを握ると自然と人差し指が当たる位置にブーストモードボタンが配置され、無理なく操作できる。

ココにもバッテリー
充電ドックに2 本目のバッテリーをセットしておけば、掃除中に充電が可能。掃除をしていない時は、掃除機にセットしたバッテリーを優先的に充電するため、バッテリーの入れ替えは手間いらず。








新製品CS401Jは、ほれぼれする美しさが印象的だ。正面からダストカップが見えないよう工夫がされており、その名のとおり“スティック(棒)”のような掃除機だ。カラーリングにもこだわり、車の塗装の工程を参考にして仕上げたというボディは、うっすらと光を帯びて高級感を演出する。
もちろん、見た目だけではない。地味だがとても気に入っているのが充電ドックだ。本機はスティック掃除機からハンディ掃除機への切り替えや、アタッチメントの着脱が片手で簡単にできるのだが、充電ドックに掃除機をセットしたままこうした作業をしても、グラつかないためストレスがない。充電ドックのプレートに仕込んである金属の重みで安定するのだ。充電ドックはアタッチメントの置き場になるほか、予備バッテリーを充電できるスロットを備えている点もうれしい。
肝心の掃除性能も、満足度が高い。2つの素材を組み合わせた電動フロアノズルは、床面に密着しゴミをかき出す仕組み。フローリングとじゅうたんで、ゴミを模した重曹や猫砂を撒いて掃除をしてみたが、しっかりとかき出してキレイになった。じゅうたんなど、より汚れが気になる時はブーストモードを使ってパワーを上げればよい。ただし、ブーストモードを使うと、通常の運転よりも連続運転時間が短くなるため、要所要所で使うのがコツだ。
面白いのが、髪の毛などが絡みついた場合。絡みついていた髪の毛が、ブラシを動かしていくうちにどんどんブラシの中央に移動し、最終的に吸い込まれていく仕組みのため、髪の毛が絡みつかないのがとてもスッキリする。
筆者の場合は、最初に脱衣所など髪の毛が多い場所を掃除してから他の部屋の掃除を行ない、自然にブラシの動作で髪の毛の絡みつきをとれるように掃除をしていた。
少し気になるのは小ぶりなダストカップ。筆者の家はおよそ75平米だが、家中を一度に掃除すると、掃除の途中でゴミ捨てにいく必要があった。ただ、ボタンひとつでダストカップが開く構造で、簡単にゴミが捨てられるため、個人的にはそれほど苦にならなかった。